平成22年度~24年度に実施された共同研究の成果として、国総研資料第745号「浜崖後退抑止工の性能照査・施工・管理マニュアル -共同研究「海岸保全における砂袋詰め工の性能評価技術に関する研究」報告書-」を策定しました。
本ページは「海岸保全における砂袋詰め工の性能評価技術に関する研究」の内容を紹介するものです。
「浜崖後退抑止工」とは、浜崖前面の砂浜上に、養浜盛土とそれを保護する不透過構造のサンドパック単体または積層体を海岸線及び浜崖と平行に設置し、浜崖下部を保護することにより波浪による浜崖の後退の第一段階である浜崖下部の土砂体積減少を緩和して、浜崖の後退を抑制する工法である。